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将棋と天童市

将棋と天童市

将棋を指さなくても行きたくなる!
将棋の聖地で将棋を
“知る・見る・遊ぶ・食べる”

さくらんぼや日本一の生産量を誇るラ・フランス、寒中挽き抜きそばに鳥中華等のグルメあり、硫酸塩の泉質で全国的にも知られる温泉ありと、旅行スポットとしておすすめできる天童市。
その中でも一番は、『将棋の街』の名にたがわない“将棋ワールド”が広がる街全体の魅力でしょう。名人戦や竜王戦も行われるこの街には、街中に詰め将棋スポット等がある他、思わず微笑んでしまうような将棋にちなんだオブジェやモチーフ等も多々あり、将棋ファンもそうでない方も楽しむことができます。

将棋を指さなくても行きたくなる!将棋の聖地で将棋を“知る・見る・遊ぶ・食べる”

将棋を知る

国の「伝統的工芸品」の天童将棋駒の歴史を知る

知る① 100年以上の歴史を誇る天童将棋駒の起源と発展

天童での将棋駒づくりは、江戸後期に織田藩の家老・吉田大八が財政再建のために武士の内職として奨励し、明治時代に産業化しました。大正時代には機械化が進み、昭和初期には全国一の生産地に。1950年代以降は「彫り駒」が主流となり、以降、多様な種類の駒がつくられています。
現在はプロの対戦で使われる「盛り上げ駒」もつくられ、タイトル戦でも天童の職人が手掛けた駒が使われています。
天童市内では、100年以上の歴史を有し、1996年に「伝統的工芸品」の指定をうけた天童将棋駒の世界観を感じることができます。

天童市観光情報サイト

知る② 東北の駅百選に選定された天童駅一階にある資料館

『将棋の駒をモチーフとした駅舎を有する』として、東北の駅百選に選定された天童駅の一階にあるのが「天童将棋資料館」です。
将棋の歴史や天童市と将棋の関わりを記した資料の展示をはじめ、現代の名工による将棋駒や、世界各国のチェス、将棋の原形といわれるインドのチャトランガ等も展示されています。
『将棋の街』天童のシンボルとして、観光客が足を運ぶスポットです。

天童将棋資料館

国の「伝統的工芸品」の天童将棋駒の歴史を知る

将棋を見る

将棋戦に聖地巡礼、街歩き etc. 多彩な将棋を街で見る

見る① 将棋イベント開催時の街の賑わいも魅力

天童市では数々の将棋イベントが開催されます。
毎年4月中旬に開催される春の一大イベント「天童桜まつり 人間将棋」は、甲冑姿の駒武者や着物姿の腰元たちがプロ棋士・女流棋士の指し手に従って、巨大な将棋盤上で駒として動くユニークなお祭りです。
その他「将棋フェスティバル」や「天童秋祭り将棋大会」「プロタイトル戦」等、年間を通して将棋イベントがあり、観戦することができます。

見る② 人気コミック 「3月のライオン」の聖地巡礼

将棋を題材にした人気コミック「3月のライオン」(羽海野チカ、白泉社)。
21話にA級棋士の島田さんの実家がある街として登場するのが天童市です。
市では、『作品をきっかけに天童を知った』というファンの方々のために、羽海野氏のオリジナルイラストを表紙にしたガイドブックとパンフレットを作成しました。
当店も掲載されています。コミックの登場シーンを実際に歩きながら、ぜひお店にもお立ち寄りください。

見る③ まるで将棋のテーマパーク!上から下まで見逃せない将棋尽くしの街歩き

天童市は駅に降り立った瞬間から将棋尽くしです。
ホームには大きな将棋の駒が描かれ、時計も駒形です。
外に出れば、郵便ポストやマンホール、橋の名称碑に公園の看板、タクシーの行灯、足湯、自動販売機、将棋盤付きのベンチ等など、実に多彩な形で将棋をモチーフにした物が見られます。
街を散策しながら将棋探しゲームが楽しめます。

将棋戦に聖地巡礼、街歩き etc. 多彩な将棋を街で見る

将棋で遊ぶ

駒づくり体験や街の詰め将棋で棋戦等、様々に将棋で遊ぶ

遊ぶ① 世界にひとつだけの自分の将棋駒をつくってみる!

せっかく天童に足きたならば、記念の品をつくってみるのはいかがでしょう。
当店「中島清吉商店」では、9cmの駒に、お名前や好きな言葉等を自由に書き込んでいただける「書き駒体験」を行っています。
豊島将之九段をはじめ、プロサッカークラブ「モンテディオ山形」の選手等にもご利用いただきました。
おひとりでも、ご友人やご家族とでも、充実した時間を過ごしていただけます。

遊ぶ② 街中や公園で詰め将棋にチャレンジ!

天童市内の歩道及び電柱には、詰め将棋が19箇所も点在します。また、道の駅「わくわくランド」の敷地内には、プロ棋士によってつくられた署名入りの詰め将棋が15作設置されています。もちろん全て異なる対局内容です。
ルートをまとめたMAPには当店も掲載されています。
ぜひ、MAPを片手に街を回ってみてください。
滞在中に何勝負できるか、何回勝てるか。将棋好きの方におすすめできる観光スポットです。

遊ぶ③ 将棋施設で地元民との棋戦に挑む!

誰でも気軽に無料で将棋が楽しめる場所として、2005年に「天童将棋資料館」の隣に開館した棋戦用の施設が「天童将棋交流室」です。
施設内には畳敷きの対局スペースがある他、テーブル席も常設されています。br>また、日本将棋連盟の会員であれば利用できる各種将棋教室も開催されています。
将棋好きな方にこそ訪れて欲しい施設です。

駒づくり体験や街の詰め将棋で棋戦等、様々に将棋で遊ぶ

将棋を食べる

お蕎麦にカレーに洋菓子に和菓子に etc. 将棋の数々を食べる

食べる 将棋スポットに負けず劣らず、将棋グルメも多種多様!

街中に将棋スポットが溢れるように、グルメ界にも将棋モチーフが満載です。
お土産品の定番であるお饅頭やもろこし、クッキー等はもとより、駒形のパスタや、「飛車」「角」「歩」といった駒の名称を切り抜いた焼き海苔等、様々な食の将棋が天童には存在します。
写真は「王将」を刻印した大小の駒形のモナカの中に、大きな福を招く意味を込め、塩大福味のアイスを包んだスイーツです。市で開催された第76期名人戦においてデザートとして提供されました。
これら将棋グルメをほおばれば、将棋の街歩きがより楽しめること間違いなしです。

お蕎麦にカレーに洋菓子に和菓子に etc. 将棋の数々を食べる